「ママは身長100㎝」の筆者で車椅子で生活する伊是名夏子(いぜななつこ)さんが電車に乗車拒否されたことをブログで明かし炎上しています。
いったいなぜ乗車拒否された身ながら炎上しているのでしょうか。
また過去にも伊是名夏子さんの乗車拒否された経験がことが新聞に掲載されています。
そこで今回伊是名夏子さんが乗車拒否された経緯や炎上した理由や、過去の乗車拒否騒動についても調べていきたいと思います。
この記事で分かること
伊是名夏子さんが乗車拒否されて炎上!経緯や理由は?
伊是名夏子さんは過去にも乗車拒否されていた?
伊是名夏子さんの乗車拒否に対する世間の反応
【炎上】伊是名夏子さんが乗車拒否された?経緯や理由まとめ
伊是名夏子さんが炎上している理由は5つあります。
- 実際には乗車できているのにタイトルが乗車拒否を前面にだしたタイトル
- 事前に連絡を入れずに法を盾に自分の都合ばかり通そうとしている
- 交渉中に新聞社へ取材依頼&撮影
- 感謝の気持ちがブログに綴られていない
- 車いすの重さは100㎏以上!
それぞれ詳しく確認していきましょう。
乗車できていた
伊是名夏子さんは『JRで車椅子は乗車拒否されました』のタイトルでブログを書かれていますが実際には乗車できています。
さらに伊是名夏子さんの希望通りの対応をしてもらっています。
- 4人の職員に車椅子を運んでもらう
- 帰りも無人駅に4人の職員に来てもらう
伊是名夏子さんのブログタイトルだけでは伊是名夏子さんに一切の非はなく、JRによる乗車拒否をうけて電車に乗れなかったと思う方も多くいたようです。
JRの対応に不満や疑問を感じることはあったと思います。
しかし特に帰り道では待たされることなく、無人駅に職員4人にきてもらい対応してもらっています。
「乗車拒否された」のタイトルは勘違いを招きかねません。
事前連絡なしで自分の希望ばかり
伊是名夏子さんは事前にJRに電話連絡を入れず、当日に駅で車いす対応をお願いしています。
伊是名夏子さんは目的地の來宮駅の利用は初めてのようで、事前に駅の構図を調べていて、利用方法に疑問点があったようです。
事前にインターネットで、来宮駅の構内図を確認し、1Fの図の表示しかなく、上りホーム側に階段が。
下りなら階段なしなのかな、と思い、行ってから考えようとなりました。
引用元:ライブドアブログ
駅の構内図をみて、1つのホームしかなく階段が1つしかなければ上り下り関係なく階段を利用することは明らかのように思えます。
とはいうものの、疑問に感じたのであればなぜ電話確認しなかったのか不思議ですよね。
バリアフリー化は進んではいますが、さすがに利用者の少ない無人駅までは進んでいない現状です。
伊是名夏子さんのブログには「車いすユーザーは利用者にはいっていないのか」という文ががあります。
4人の人員確保をしたJRに対して、ひどいいい様に「自分勝手すぎる」という意見が殺到しています。
交渉中に新聞社へ取材依頼&撮影
伊是名夏子さんはJR職員の方との交渉の様子を動画撮影し、また交渉中や電車での移動中に新聞社複数に連絡し取材依頼していたということです。
動画の撮影は許可があったのかなかったのかは明らかにされていませんが、車いすの乗客者に対し突然4人もの人員を集めるように言われて、対応を検討する中で動画撮影されることはいい気持ちはしなかったのではないでしょうか…。
またJR職員の方との交渉中にも新聞社複数に連絡し取材依頼をされていたそうです。
車いす利用者が不便なく駅を利用したり移動できることは望まれます。
しかし伊是名夏子さんの行動をみると本来の目的は何なのか、疑問を感じずにはいられない方も多くいるようです。
感謝の気持ちがない
伊是名夏子さんが乗車拒否されたことを明かしたブログで、JR職員への批判や疑問点は綴られていましたが、対応してもらったことへの感謝の気持ちは一切書かれていませんでした。
JR職員との会話では「ありがとうございます。」と述べられていたようです。
しかしブログでは「ありがとう」の一言もなかったことに対し、「感謝の気持ちはないのか」と思う方が多くいらっしゃいました。
伊是名夏子さん自身、手伝ってもらって当たり前とはおもってないでしょうし、できることならバリアフリーが完備されている状態で職員の方に負担をかけずに駅を利用したいと思っていると思います。
ただ、現状では難しい状況だったため、4人もの職員を急遽集まり対応してもらっていました。
車いす利用者が不便していることを伝えたいことやバリアフリー化がもっと進んでほしいことを願ってブログを書かれたのだと思います。
しかし伊是名夏子さんのブログを見ると、JRに対し不満を感じ、怒り任せに書いているに受け取った方が多くいたようです。
車いすは100㎏以上で目的地までは1.5㎞!
伊是名夏子さんが利用している電動車いすは100㎏から120㎏あるそうです。
さらに、伊是名夏子さんが投稿している画像から、かなりの量の荷物がかけられていることがわかります。
写真を見て分かると通り、後ろ2人の職員は腰がとても曲がって辛そうですよね。


引用元:Twitter
最低でも1人25㎏、もしかすると30㎏以上の負担がかかっているということです。
介護素人である駅員さんが通常の車いすではなく重量のある電動車いすを運ぶのはかなり危険がありそうです。
このような車いすが移動する場合は電動車いすがそのまま入る介護タクシーを利用することが多いようです。
つい最近、長瀬さんが主演の「俺の家の話。」でもそのまま電動車椅子を乗せる車で旅行していましたね!
また熱海駅から目的地の來宮駅までの距離は徒歩ルートで1.6km弱、來宮神社までは1.4㎞で徒歩で20分程です。
子供の年齢は6歳と8歳くらいです。
友人やヘルパーもいたこと、駅で1時間以上のJRとのやりとりがあったことを考えると、駅からまで來宮駅まで歩くことも一つの案だったかもしれません。
伊是名夏子は過去にも乗車拒否されていた!
伊是名夏子さんは2010年にも品川駅で乗車拒否された経験を語り、新聞に掲載されています。
実際の新聞記事がこちらです。
10年前にも品川駅にて同じような時やったらしい #乗車拒否 pic.twitter.com/yWGmuz8fM0
— 寝ろックマ (@ky0nxx) April 4, 2021
乗車拒否の経緯は以下の通りです。
品川駅で目的地の駅には階段しかないため車椅子利用はできないと言われる
結婚式が30分後にあるから絶対に乗りたいと交渉を重ねる
他駅から駅員を呼んで対応してもらう
無事に目的地に到着
駅側の言い分▼
100㎏の車いすを持ち上げるのは人手が必要で、万一転んだら危険
伊是名夏子さんの言い分▼
手伝ってもらったらどうにかなる
拒否ではなく問題を一緒に考える人が増えてほしい
車椅子利用者であっても普通に生活を送る人であり乗車拒否は特定の人の乗車を拒否していることと同じ。
乗車拒否=乗者拒否
この時にも最終的に他駅から人員を呼んで乗車することができていますね。
10年以上前から現在でもまだまだ車椅子利用者の不便さは完全に解消していないということが分かります。
しかし車椅子利用者以外にも公共機関利用時に不便を感じることはあるでしょう。
駅員の方は多くの利用者を相手にしているため、1人の1人のために常に完璧な対応をすることは難しいと思います。
駅員だけが頑張るのではなく、利用者と駅員がお互いに思いやりや感謝の気持ちをもって公共機関が利用できるといいですね。
伊是名夏子さんの乗車拒否に対する世間の反応
伊是名夏子さんが乗車拒否されたことをブログで明かしましたが、実際の経緯を知った方からは「味方になれない」「職員は使用人ではない」など厳しい意見が多かったです。
最終的には希望通りに対応してもらえたものの「感謝の気持ちがブログに綴られてない」ことに対し疑問を感じる方が特に多くいるようでした。
実際のコメントを見ていきましょう。
JRが叩かれてるけど、電動車イスを人力で持ち上げる大変さをどれだけの人が知ってるかな?まして階段を人力で下ろすって事がどれだけ危険か利用者が一番分かってるはずでは?それを自ら指示するとは…。クレーマーと捉えられても仕方ないと思う。伝え方を間違えてる。
— さかさまこけし (@aizu_hanshi242) April 4, 2021
しかし手伝ってもらったらどうにかなる〜以下が支離滅裂。確かに障がいがあることで健常者では分からない思いもされているとは思うが、これはわたしが身を置いている業界では単なる悪質なクレーマー。むしろこの方が障がい車の印象を悪くしている。
— つばめ5号 (@KANONJI_EKI) April 4, 2021
タクシー会社やJRには連絡を躊躇するのに、新聞社には即連絡する行動力は見習いたい。
— ケンズィ (@big18520845) April 4, 2021
味方にはなれません、なりません
これは乗車拒否には思えません。駅員は無料の駕籠舁きではないですし、30分前の要求で無人駅まで来られる人員を出せる訳でもないです。
事前調査と連絡の不備を棚に上げ、法で武装しJRを攻撃するのはおかしいでしょう。
直前の要求にJRが最大限応えた結果でしょうよ。— 某人間 (@Boujin_FHSWer) April 4, 2021
伊是名さんに同情しかねるので、その辺りは割愛しますが、1時間のやり取りを拝見しましたが、JR側に感謝は伝えましたか?その辺の事がないので気になるのですが。
— mimame (@fly_Emirates_go) April 4, 2021
今回伊是名夏子さんがブログで乗車拒否されたことを明かしたことで、より一層のバリアフリー化が課題であることはわかりました。
ブログを見るとその場では感謝の気持ちを述べたようですが、ブログでもありがとうの一言があればまた違った印象になったとおもいます。
まとめ
今回は車椅子で生活を送るコラムニスト伊是名夏子が電車に乗車拒否されながらも炎上した理由や経緯についてご紹介しました。
乗車拒否されたといことですが、実際にはJR職員の方に丁寧に対応してもらったようで無事に旅行を終えられたようでしたね。
それにもかかわらず乗車拒否されたことを前面にだしてたブログの内容は炎上してもおかしくないものでした。
伊是名夏子さんのように影響力がある方が発信することは、生きづらさを感じていても声を上げられることができない、声が届かない車いす利用者や障がい者にとっては強い存在であるかもしれません。
影響力のある方だからこそ、もう少し言葉を選べたら車椅子利用者以外のバリアフリー化への意識が変わっていくのではないでしょうか。