M-1でグランプリで5081組の過去最高エントリー数の頂点に立ったマヂカルラブリー!
多く方がマヂカルラブリーのグランプリ獲得を祝福する中、ネットでは「マヂカルラブリーは漫才じゃない」とグランプリの判断基準を疑問に思う人もいるようで「漫才論争」が沸き起こっています。
M-1グランプリは「日本一の漫才師を決める大会」ですが、マヂカルラブリーさんの漫才は漫才じゃないのでしょうか。
今回は【マヂカルラブリーは漫才じゃない?漫才論争に終止符を打ったのは小沢!】と題して、マヂカルラブリーの漫才について検証していきたいと思います。
マヂカルラブリーは漫才じゃない?漫才論争勃発!
マヂカルラブリーの野田クリスタルさんは「俺はチャンピオンです。文句は言わせません。あれは漫才です」と優勝後の会見でコメントしています。
ご本人が漫才というならば漫才なのでしょう。
とは言え、ネットでは「漫才じゃない」という声も多いです。
ヤフーニュースにはこのようなコメントがありました。
なんか違うよねって思ってる人は、寿司コンテストで優勝がハンバーグ寿司です。みたいな違和感を感じてるんじゃないかな。
確かに寿司なんだけどなんかコレジャナイ感がある。
引用元:ヤフーニュース
Twitter上の反応も見ていきましょう。
マヂカルラブリーのネタは漫才じゃない!
それならM-1ではなく、おもろいグランプリO-1にしてほしいなど、漫才とコントの線引きをしっかりしてほしいという意見があります。
また漫才の主流「しゃべくり漫才」をしていた見取り図が優勝しなかったことに不満を持つ方もいます。
マヂカルラブリーは本当に面白くない。
ファンには申し訳ないけど笑えない。
好みだから仕方ないよね。
てゆうかこれが漫才なの?他のコンビに失礼すぎるやろ#M1グランプリ2020 pic.twitter.com/K2stxRD1d2— 小学生おじさん (@kill_time5) December 20, 2020
見取り図とか他の芸人さんも悔しがってると思うけど私も悔しいです。
「漫才」ってこれですか?
「漫才」がわからなくなってきました。見取り図さんお疲れ様でした。大好きです。また来年も出て欲しいです、輝いて欲しいです。#M1グランプリ2020 #マヂカルラブリー #見取り図
— 私 (@mkmk_____m) December 20, 2020
マヂカルラブリーのネタは漫才!
一方で新しい漫才として受け入れている方もたくさんいらっしゃいます。
カテゴライズしてばかりだと、気楽に楽しめなくなってしまう可能性もありますね。
漫才の可能性を見たねぇ。
マヂカルラブリーは確かに正統派な漫才ではないかもしれないけど、子どもからお年寄りまで誰が見ても面白い。それだけネタが分かりやすい。これってテレビで活動するなら最強の武器だと思うんだよね。
来年彼らをたくさん見られるのが今から楽しみです。
— さやお (@Lily_Ripple3373) December 20, 2020
漫才の形にこだわり過ぎると廃れていくんじゃないかと思う。落語だって歌舞伎だって進化している。新しい漫才の形があってもいいと私は思う。文句なしに面白かった。マヂカルラブリーおめでとう!㊗️
— ERI (@koeri_eri) December 20, 2020
漫才の形にこだわり過ぎると廃れていくんじゃないかと思う。落語だって歌舞伎だって進化している。新しい漫才の形があってもいいと私は思う。文句なしに面白かった。マヂカルラブリーおめでとう!㊗️
— ERI (@koeri_eri) December 20, 2020
漫才ってなに?
漫才は和装で楽器を持った音曲漫才が始まりのようです。
現代では一般的に、単に「漫才」というと、この「しゃべくり漫才」のことを指すが、しゃべくり漫才の登場までは音曲を用いたネタが主流だった
人数に関しては2人のイメージが強いですが、とくに制限があるわけではなく、5.6人が妥当ではないかと曖昧なようです。
漫才は「ボケ」と「ツッコミ」という2つの役割で成り立っている。
2人で演じられることが多いが、3人や4人の例もある。人数の上限について、漫才作家の相羽秋夫は「五、六人ぐらいが妥当ではないでしょうか
」としている。
引用元:wikipedia
しゃべくり漫才が主流な現代は、「耳だけで聞いても面白いもの」が漫才だと思っている方もいるようです。
「漫才は自分自身で笑いをとるもの。こんとは誰かになり切って笑いをとるもの」と認識している方もいます。
ダウンタウンでさえ「お前らのは漫才じゃない。チンピラの立ち話や」と酷評されたこともあるようです。
マヂカルラブリー、あれは漫才じゃないって言われてるけど、あれをコントでやるとあそこまで笑えないと思う。漫才であれをやるからこそ面白い!!新しい漫才!!! #M1グランプリ
— つばき (@tUbAki_dioria) December 20, 2020
しゃべくり漫才も漫才のスタイルの1つとしてとらえられているので、今回のマヂカルラブリーのネタも新しい漫才のスタイルと考えても良いのかもしれません。
さらには、2019年にサンドウィッチマン富澤たけしさんも「漫才は、笑わせれば何でもありだと思う」と発言しています。
漫才論争の始まりは?
漫才論争の始まりは立川談志がテツandトモを「これは漫才じゃない」といったことが始まりではないかと思われています。
今回のマヂカルラブリー以前にも漫才論争は度々勃発しています。
ジャルジャルも漫才ではないと言われたコンビのようです。
このままでは「視聴者はキングオブコントとM-1を区別できなくてどんどん白けていく」「線引き引きをしないと視聴者はずっともめる」、などお笑いの将来を心配する声もあります。
マヂカルラブリー漫才論争に終止符を打ったのは小沢?
マヂカルラブリー優勝後から、ネットでは漫才の定義とは何かということで「漫才論争」が白熱している中スピードワゴンの小沢一敬さんが「漫才は自由だな。自由はかっこいいな」とご自身のTwitterに投稿しました。
優勝したマヂカルラブリーに敬意を表しているようにも思え、優しさを感じます!
漫才は自由だな。自由はかっこいいな。
— 小沢一敬 (@ozwspw) December 20, 2020
ロックだとかパンクだとか恋愛ものだとかサスペンスだとか漫才だとかジャンルなんて飛び越えちゃうものをたくさん見たい
— 小沢一敬 (@ozwspw) December 20, 2020
「かっこいいです!」「あまーい!!」など小沢さんのツイートにたくさんのコメントが寄せられ、いいねは10万件をたっしています。
一方で、「ジャンルなんて飛び越えちゃう」というコメントに鋭くかみつく意見もありました。
マヂカルラブリーはおもしろい?おもしろくない?
お笑いのプロとして活躍している審査員に認められ、5000組以上のエントリーの中のトップに立ったということでマヂカルラブリーはおもしろいといっていいのではないでしょうか。
マヂカルラブリーを漫才じゃないとおもっている方でも、マヂカルラブリーのおもしろさを認めています。
マヂカルラブリーは面白いけど、漫才じゃない。
— いっしー (@ham_srk) December 20, 2020
マヂカルラブリー漫才じゃないけど面白いからヨシッ
— く (@speedihan0825) December 20, 2020
マヂカルラブリーめっちゃ面白いけど、コレは漫才じゃないくないか?www
霜降りもそうだったけど😂
— 天元突破ぽんちょ (@popopopon_cos) December 20, 2020
マヂカルラブリーもはや漫才じゃないけどもう優勝でいいわwww1番面白いwww#M1グランプリ
— キリヤ@音垢 (@grow_fp) December 20, 2020
ここで上沼恵美子さんがマヂカルラブリーにブチ切れた名場面をwwwwww
上沼さん見返したなwwww#M1グランプリ— Air (@AirBUZZAir) December 20, 2020
人により笑いのツボは違うので、100人中100人が認められるお笑いというのもそうそうないとおもいます。
ただ、これだけ多くの支持を得ているマヂカルラブリーはおもしろいといっていいでしょう!
まとめ
今回は【】のタイトルでお送りしました。
M-1の優勝を期に、マヂカルラブリーは様々な番組へ生出演されることもあると思います。
生出演中のおもしろさがどうかも気になってきますね!
応援しています!