自民党の白石議員(足立区)の発言が問題になっています。
その発言とは「同性愛が広がれば足立区は滅びる」というものです。
おそらく、少子化のことを意図しているものと思われますが、この短絡的な発言に多くの方が傷付けられたことのではないでしょうか。
さらに厳重注意を受けたにも関わらず、発言を撤回するつもりもなく、謝罪拒否するという言動も話題になっています。
今回は白石議員のLGBT問題発言の詳細と謝罪拒否の理由、家族構成や孫について調査していきたいとおもいます。
白石議員(足立区)の同性愛批判の問題発言とは?
今回の問題となっている同性愛批判に関する白石議員の発言は、足立区議会の定例会てあったものです。
ちなみにLGBTとはセクシャルマイノリティーの総称の一つで、L(レズビアン/女性同性愛者)G(ゲイ/男性同性愛者)B(バイセクシュアル/両性愛者)T(トランスジェンダー/性別越境者)の頭文字をとったものです。
白石議員の発言内容をまとめると以下のようなものになります。
・BとTについては生まれつきのこともあるから言うべきではないかも
・LとGについてだけは、足立区に完全に広がってしまったら、足立区民いなくなっちゃう
・普通の結婚して普通に子どもを産んで、普通に子どもを育てることはいかに人間にとって大切なことか
・LやGが法律で守られているじゃないかという話になったら足立区は滅んでしまう
現在、少子化が進む原因として内閣府があげているものは、「未婚率の上昇」「仕事と子育てを両立してできる環境整備の遅れや高学歴化」「結婚・出産に対する価値観の変化」「経済的不安定の増大等」などがあげられていて、国としてもLGBTが少子化の原因だとは考えられていません。
白石議員の「普通」はとても個人的で自分本位に感じられます。
白石議員(足立区)の家族構成や孫は?
白石議員(本名白石正輝)はなんと11回もの当選回数があるベテラン議員。
白石議員には3人のお子さまがいらっしゃいます。
そしてお孫さん、さらに一番上のお孫さんにはもうすぐ3歳になるお子さま(=ひ孫)までいるということを足立区議会本義録画配信の中で言っております。
現在白石議員は78歳でひ孫までいることを考えると家系的に比較的にみなさん早いご結婚後ご出産を経験されているのかと推測できます。
白石議員にとって、家族やお孫さんと過ごす日々はとても幸せで大切であるようです。
その幸せを知っているからこそ、今回の「普通の結婚」「普通に子どもを産む」「普通に子どもを育てる」ことは素晴らしいという意見を持っているんですね。
しかし、それは白石議員の幸せの感じ方であり、さらには個人的な結果論であって、社会全体に強制するものではなく偏ってた意見なのではないでしょうか。
この発言で傷ついた人がいます。
もしご自身の家族、子ども、お孫さんがそのような立場になった時に、同じことが言えるのか、そこまでよく考えてから発言をしていただきたいなと思いました。
白石議員(足立区)が謝罪拒否

引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/91932
今回の同性愛に対する問題発言に対し、鹿浜昭議長と区議会自民党は白石議員に注意をしたとのことです。
しかし!白石議員は「当事者が不快とおもっても別にいい」と反論、発言の撤回や謝罪をする意向はなく、鹿浜昭議長も謝罪などを求めるには至らなかったとのことです。
その代わりに、杭会自民党の金田正幹事長は「当事者に不快な思いをさせた」と述べています。
また「(批判に対して)だから何。(発言は)人によって受け取り方が違う。私だって共産党の意見を聞いても全部不快だ」とも言っております。
喧嘩腰ですね・・・
受け取り方が違うからどんな発言をしていいというわけではなく、快不快で物事を判断しているのはいかがなものでしょうか。
まとめ
今回は【白石議員(足立区)がLGBT問題発言への謝罪拒否!家族や孫は?】というタイトルでお送りしました。
発言の自由があるとはいえ、相手の気持ちに配慮しない発言には疑問を持たざるを得ません。
白石議員のおっしゃる通り、「(発言は)人によって受け取り方が違う」ということはまさにその通りだと思います。
どんな考えでも意見でも持つことは自由ですが、公の場で発言できる議員がその看板をせおって今回のような発言をされたことには賛同できず、残念に感じました。